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剣道二刀流とは?

現代剣道における二刀流

 「えっ!?、剣道で二刀流が認められているの?」
 
   ・・・ そう思った人も多いかもしれませんね。

 二刀流というのは、2本の剣を左右の手に1本づつ持って戦う剣法のことで、有名な宮本武蔵の流儀としても知られています。芝居や映画・テレ ビドラマなどにも時折登場しますから、「二刀流」という言葉自体を知らない人はいないでしょう。

 でも、普通は1本の竹刀を両手で持って戦う現代剣道の世界で、2本の竹刀を持って戦うことは許されているの?。反則にはならないの?。と思われた方は少なくないでしょう。実は、剣道では昔から二刀流が認められており、戦前には全国レベルの大会で活躍した二刀流の剣士もいたのです。


【二刀流禁止の時代とその復活】

 戦後の一時期に占領軍(GHQ)によって日本の剣道が禁止され、その後復活する過程において、様々な事情から剣道二刀流は小・中・高・大学の試合での使用が禁止されてしまいました。

 平成3年になって学生剣道連盟が二刀の使用を解禁し、ようやく大学生以上の試合については二刀流が認められることになりました。


 しかし、長い間の二刀禁止の規則は、二刀の技術を指導できる人を著しく減少させ、最近の剣道大会等では、二刀流の剣士を見かけることはほとんど無くなってしまったのです。

 私たち「二天一流武蔵会」は、宮本武蔵が創始した「二天一流」と呼ばれる二刀兵法(剣法)の技と理論を400年の時を経て現代に受け継ぎ、武蔵の時代の古流兵法の伝統を護りながらも、現代剣道の世界に最強の二刀流を復活させるべく、日々研鑽をしています。

 あなたもこの機会に剣道二刀流に興味を持ってみませんか。


二刀流と二天一流

 あなたは二刀流の技を知っていますか?。

 おそらく、両手にそれぞれ1本づつの剣を持って戦う剣法が「二刀流」だということは知っていても、その二刀流の具体的な技、すなわち左右の剣を剣をどのように扱うのが二刀流なのかというところまでを正しく知る人は非常に少ないのではないかと思います。

 二刀を用いた剣の形は宮本武蔵以前の流派にもあり、必ずしも武蔵が二刀流の創始者であるとは言えない部分があります。しかしそれらの流派は、一刀が主で二刀は従であるのに対し、武蔵の「二天一流」は二刀を専門とした初めての流儀です。

 宮本武蔵以降に誕生した諸流派における二刀は少なからず「二天一流」の影響を受けていることを考えれば、やはり「二刀流」という剣法を確立したのは宮本武蔵であると言わざるを得ません。

 ですから二刀流を学ぶには、まずは「二天一流」の研究をするところから始めなくてはならないでしょう。


【二刀流は邪道か?】

 二刀流という言葉は知っていても、多くの人々は二刀流の技そのものを知りません。そのため言葉から連想するイメージのみに頼って、二刀を使う人を「両刀使い」などと呼び習わし、二刀流は「右でなければ左を使い、左がだめならまた右を使う」というような二股をかけて戦う剣法のようにとらえてしまいがちです。

 しかも、そこに「二兎追う者は一兎も得ず」という諺までを重ね合わせ、二刀流は剣道本来の理念に合わない「邪道」の剣であるとして、これを顧みようとしない人たちが剣道の専門家の中にも大勢います。

 しかし、二刀流は本当に邪道で、剣道家として学ぶべき価値もないものなのでしょうか。


【二刀流の真意】

 宮本武蔵は二天一流が二刀を用いる理由について、五輪書に「太刀を片手にて取りならはせん為なり」と書いています。つまり二天一流は、二刀を用いて戦う技術そのものを追求しているのではなく、片手で刀を扱う訓練のために二刀を用いるのだと言っています。

 したがって厳密に言うと二天一流は二刀で戦うための二刀流ではなく片手剣法を習い覚えるための二刀流であると言えます。

 武蔵は、物事に執着しこだわりを持つことを強く否定していました。すなわち戦いにおいて一刀中段にこだわることは無意味な執着であるのは勿論ですが、二刀にのみ執着することもまた良くないわけです。

 戦場においてはどのような状況でも戦えなければなりません。もし二刀が使えるならその利を最大限に活かして二刀で戦い、仮に一刀しか使えなければその一刀で、小太刀しか使えなければ小太刀で、更に刀が使えなければ他の道具でというように、武士ならばその場その時の状況に応じて常に出来得る限りの働きができなければなりません。

 そのために日頃の稽古では、腰にたばさむ大小二刀を両手に持ち、それらを自在に扱えるよう鍛錬することによって、あらゆる場面に対応できる剣の技術を習得するというのが二天一流が二刀を用いる真意です。

 ですから、私たち剣道家が二刀流を学ぶということは、二刀で戦うための技術を習得して「二刀の専門家」になるということではなく、どのような状況にも対応できる柔軟で幅広い剣道の技と心を身につけるために、二刀による剣道の修練方法をその手段として用いるということなのです。


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